メルボルンで資格なしで幼児教育業界の仕事に就く方法

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オーストラリア全体の幼児教育業界が、教育要領や、職員の資格の基準を上げるようにいろいろな改革が行われている、過去5年ほどの間、幼稚園で、普通のご父兄やその他の人が、’お手伝い’として保育中に見学したり、子供の様子をこっそり見たりすることが、難しくなってきました。

以前は、手の空いているご父兄が、保育のお手伝いとして、保育中に残って子供たちと遊んだり、お掃除をちょっと手伝ったりと気軽にできたのですが、今は、職員の人員も増え、その必要性もなくなり、そういった習慣はなくなりました。

 

 

この記事では、「資格なしでどうしても子供たちに関わりたい」「資格習得の勉強をしながらでも、一刻も早くこの業界の仕事に就きたい」という方々のために、その方法を紹介します。

 

本記事の内容

Additional Assistant (補助)という仕事

KIS explanation by the DET

Kindergarten Inclusion Support site

 

ビクトリア州教育省のサイトを見ると、Kindergarten Inclusion Support (幼稚園インクルーシブサポート)というシステムについて説明があります。

オーストラリアでは、身体や発達の障害に関わらず、どの子供も通常子供たちと同じクラス、
環境で学ぶ権利があるという信念から、その子供が必要とされる道具、環境設定、そして補助職員を申請できます。
補助を申請するのは、通常、幼稚園教諭や、Preschool Field Officerと言われる、幼児の発達を主に見て、父兄や教師の相談に乗ったりする人になり、父兄がするわけではありません。

補助を申請したからと言って、または、自閉症や、発達障害があるからと言って、どの子供にも、同じように補助金が下りるわけではありませんが、その子供の障害のレベルなどによって、補助が下ります。

私の担当するクラスも、毎年さまざまな発達障害の子供が、欠かさず入園してくるので、
ここ6年ほど、この申請を欠かすことはないほどです。 私も毎年、何時間もかけて、
ビクトリア州教育省へ補助申請の書類を作成しています。

 

発達障害を持つ子供が、いかに多いか、その話はまた別のトピックで書くとしますが、今年も、3月に申請した書類が通り、Term3から新たに、Additional Assistant (略してAAと呼ばれる補助)が、私のクラスに派遣されてきました。が、コロナのStage4の自粛で、その派遣されてきたAAは、Term3いっぱい、休暇をとることになり、代わりの人がやってきました。

 

このAA、ですが、結論からいうと、資格は全くいりません。 

 

あくまでも、有資格者の幼稚園の先生の指示に従って、そのクラス全体の補助的な立場、という役割にあたるので、無資格で幼稚園で働けるのです。

実際、先週から派遣されてきた、4人のお子さんを持つ Cさんは、大柄で笑顔の素敵な経験豊富なママさんです。顔合わせをした初日から、子供たちにも馴染んで、自閉症児の子供らの(子供らと書くのは、1人でなくて、4-5人クラスの中にいるからです。)癇癪にも、気長に付き合える、このポジションぴったりの人でした。

初日に働いて、「クラスの子供たちに紹介してくれたり、働きやすく気を使ってくれて、有難う」と言ってくれましたが、私の方こそ、「気持ちよく働いてくれて、有難う😂」という印象でした。

 

Inclusive Support Agentに登録する

さて、このAAのお仕事ですが、やはり子供と接するため、Working with Childrenという子供と接するにあたり、犯罪歴などがないかの証明は必要になりますが、それ以外の資格は一切必要ありません。

Working with Children Checkの方法はこちらから

https://www.workingwithchildren.vic.gov.au/

 

ビクトリア州教育省と提携しているいくつかのInclusive Support Agentがありますが、それらのサイトから、補助になる広告を見て、応募すれば、問題のない限り仕事に就くことができるようです。

園の立地により、ビクトリア州教育省は、管轄を分けているため、いくつかのAgentに分かれますが、私勤務する幼稚園は、メルボルン北西部にあたり、 ”Uniting Care”というNGOがAAを派遣しています。

 

 

Uniting about us

 

 

Uniting Careのサイトを貼っておきますので、詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
https://earlylearning.unitingvictas.org.au/about/

 

City反対側の南側は、別のAgent ”Yooralla”というこれもまた有名なNGOが、AAを管理、
派遣しています。

 

仕事をしながら同時に実習体験できる

さて、この代理で派遣されてきた Cさんですが、資格なしでAAの仕事を他の園でしているうちに、自分もこの幼児教育業界で、資格をとり本格的に働いていきたいと思ったそうです。

このAAの仕事を始めてから3年目で、園によっては、’補助だから’と低い扱いを受けることもあるそうですが、子供たちと関わる喜びに目覚めたようで、今年10月からの後期の資格習得に、申し込んでいるそうです。

 

一番手っ取り早く、短時間で習得できるCertificateIIIではなくて、その上のDiplomaに申し込んだとのことで、2年ほどの期間で資格習得を予定していると嬉しそうに報告してくれました。

 

必ず、この資格習得には、教育実習がつきものになりますが、ここが美味しいところ‼ 
Cさんは、

AAとして補助で働いている時間、期間を
教育実習に置き換えられる申請をしたとのことです。

つまり、わざわざ仕事を休んで、他の園へ教育実習をしに行くことも、必要なく、資格習得ができるよう学校が考慮してくれたというのです。

そういう、融通を聞かせてくれるのも、ここオーストラリアの専門学校ならではの特徴です。

 

まとめ

オーストラリアで、幼児教育に関わりたい、でも勉強するには敷居が高いと思っている人は多いでしょう。理由としては、英語力の問題かもしれませんし、専門学校で勉強する期間、または
学費のことがネックになっているのかもしれません。

 

でも、このAAで働くとことは、お給料をもらいながら、実際の幼児教育の現場、職員の対応、クラスの運営、父兄とのやり取りなどをまじかで見ることができるのです。その上、補助の扱いで、あくまでも有資格者にはカウントされたいので、責任は薄い。幼稚園の先生が、AAの上司で責任をとるべき立場になっています。

私だったら、先ず、ここから業界に入って、様子をみて、この先やっていけそうかどうか、見ると思います。

 

最後に… 有資格者になるための専門学校のコースは、Diplomaまたは、CertificateIII in Children’s Serviceなどと呼ばれて、大抵、自分の子供を預ける保育施設が隣接されていることが多いです。ですから、お母さんでも子供を預けながら、安心して学ぶことができます。

 

学費も、政府が人員増員にまだ力を入れている分野なので、永住権を持っている人なら、金額の補助があるようです。もちろん、シングルマザーや低所得にあたるファミリーは、破格で学ぶことができます。

ここオーストラリアで、夢に向かって前進したい方、応援しますよ。頑張ってください。😃

 

 

 

 

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