【これで安心】海外で幼稚園に子供を預ける時に抑えておく5つのポイント

オーストラリア国旗パズル
miku

こんにちは。
オーストラリアで幼稚園教諭を初めてそろそろ16年を超えたMikuです。

オーストラリアで幼稚園や、保育園に初めてお子さんを預ける親御さん。  いろいろ心配なことも多いかと思います。 入園式や、父兄説明会などもほとんどなく、日本の幼稚園とはまた、様々な点で全く違うので、
ここだけはしっかりと押さえておきましょうという
ポイントを書いてみます。

本記事の内容

遠慮は不要!わからない点は勇気を出してスタッフに尋ねましょう。

自分の子供が幼稚園(またはベビーシッターなど全く知らない人に預ける時)、
初めての子供を手放す親御さんは、“大丈夫かしら”といろいろな面で多少の不安感が
でてくると思います。

日本ので初めて園に子供を預ける親御さんも、同様です。

ましてや、それが海外であったら…

それはとても自然なことであって、あなた一人が抱く感情ではありません。

幼稚園や、保育園など、国の規定に従って運営されているところでは、
ず事前のエンロールメントフォームという入園にあたっての登録書類が渡されるます。

規律で定められているからです。

エンロールメントフォームの内容は

  • 子供の家庭環境
  • 家族のバックグラウンドと家で使用している言語
  • 親の情報(法的な際限の有無)
  • 万が一の場合の緊急連絡先
  • アレルギー有無
  • 医療機関とかかりつけ医の詳細
  • 過去の病歴・入院歴、幼児検診歴とその受診先
  • そして幼稚園スタッフが他の幼児教育関連機関に子供に関する問い合わせや連絡をとることに同意するかどうかのサイン
    など、たくさん記入する情報があります。

何ページにも及ぶ情報で、面倒だと感じるかたもいるかもしれませんが、全て子供を預かる際に必要とみなされている法的に重要な情報なので、できるだけ詳細に書いて提出されることをお勧めします。

現場で働くものとして承知していますが、どの職員も、この申し込みフォームからかなりの子供の情報を
得ることができます。 

”これってどういう意味?”と呼んでいて?と思うことも、ありますが
全く、内容を書いてこない親御さんよりも、かえってこちらも安心です。

私は初めてお子さんをお預かりする前に必ずこれらの書類に目を通したうえで、
下記の5つの質問をご父兄にします。

書類に書かれていない貴重な情報が得られるという理由と、どれくらい親御さんが
園に預けること、子供を初めて手放すことに不安に感じているか、会話から図れるからです。

子供を預ける前にスタッフに伝えておく5つの重要ポイント

1.子供のアレルギーや発達で気になること

私はもし入園登録書類にアレルギーがあると書いてあったら、お預かり中にどんな危険が及ぶ
可能性があるのか、詳しく聞きます。

家から持たせているおやつやランチの中に、アレルギー源があるとは考えにくいですが、
隣に座る子供がそれを持ってきているかもしれません。

最近は、ナッツ類、たまご類のアレルギー以外でも、ゴマ、シーチキン、芝生、ほこりなど、
めづらしいタイプのアレルギーも増えてきました。


幼稚園の規定でアレルギーを持っている子供が提出するべき書類などに関してはここでは、
割愛しますが、入園登録書類に書かれていない情報が、有益だということがよくあります。

身体的な問題だけでなく、もしも、発達上親として、気になることがある場合は、
スタッフに伝えておいた方が安心です。

家庭とは違う環境に子供を置いていくのですから、
普段は出ないような、かんしゃくや、問題行動が出てきてもおかしくないと考えましょう。

スタッフも十分、注意して子供たちの様子を見ますが、
どの子供にとっても新しい環境、”自分のおもちゃを取り上げようとする知らない子”は、
思いもかけない脅威になることがあります。
おもちゃを取られそうになったら、自己防衛で相手の子供に危害を加えてしまうような行動や、
癖がある場合は、その旨を初めから伝えておくと、
初日に、誰かのお子さんとトラブルになるようなことが、避けられます。

2.初日から重要! おトイレ事情

トイレに一人で行かれるか。
パンツの上げ下ろしも問題なく、自分で必要に応じてトイレが使用できるか。
たまに、家以外の場所では絶対に用を足さないという子もいますし、もようしても大人が
”トイレなんじゃないの“と言わないと最後の最後まで我慢して、そそうしてしまう子もいます。

”もじもじ始めたら、トイレを促してください”とか、
”一人で、トイレットペーパーでふけませせん。介助してあげてください。”

などは、あらかじめスタッフへ伝えておいてください。

3.その日の体調は? 身体的な点と心理的な点

初めて知らないところに置いて行かれる子供が、寝不足だったり、風邪気味だったり、
便秘でお腹が痛くて不機嫌だったりしたら…

どんな初日になるか、想像つきますよね。

いつもと違う様子をしているようだったら、体調だけでなくても、
”初めて幼稚園へ行く。 ママと別れるんだよ。”と知った子供が、心理的に
動揺しているようならば、その旨も、必ず伝えてください。

そもそも、動揺しやすい、ママと離れるのを不安がるようなお子さんには、
日頃から、できるだけ ”ポジティブな、楽しい面にフォーカスして、幼稚園生活を伝えてあげてください。”

幼稚園に行ったらね…
*お友達と一緒にあそべるんだよ~。
*先生がご本を読んでくれるよ。
*みんなで一緒にランチを食べるんだよ。
*園にあるおもちゃは何でも遊んでいいんだよ。
などなど。


新学期が近づいたら、幼稚園の近所をお散歩したりして、環境を見せてそのたびに
楽しいことを思い描けるように準備している親御さんも多いです。
子供も、近所を散歩して、園庭を眺めるうちに、緊張が和らぐようですよ。

4.合わせて伝えて[どんな時に泣くのかその場合の対処法]

喜んで登園してきた子もふとした瞬間に、顔が泣きっ面になり、ママを呼んで泣き出すことが
あります。その場合、最終的にどのように泣き止んで、落ち着くのかスタッフに前もって
伝えておくと役立つことがあります。

以前、泣きだしたら、自分で抑えきれずに癇癪をおこして、
体全体を、床にたたきつけて、後ろにガーンとひっくり返す。

という恐ろしい癖のある泣き方をする子を見たことがあります。

「家ではいつも後ろにクッションを置いてるから大丈夫なんです。」

なんて、いかにもそれが普通のように説明していた親子さんがいましたが、それを
園でやられた時は恐ろしかったです。

通常3歳すぎれば大抵の子供は、聞き分けがついてきて、先生が話して落ち着かせたり、
気をそらすように他の遊びに持って行ったりすると泣き止むことが多いです。


そうは言っても、家庭で、日頃から使っている対処法や、落ち着け方があるならば伝えておくと安心ですね。

5.英語が話せないお子さんは

家で日本語しか話していない子供が初めて、家族から離れて、聞きなれない英語の世界に、
しかも知らない人がいっぱいいる場所へポーンと預けられると、泣いてしまうというケースは
誰であっても予想がつくでしょう。

以前、インドのプンジャビ語しか話せない子が泣いていた時は、
親御さんに 「大丈夫よ。お弁当が終わったらお母さんが来るからね。」という
一つのセンテンスを教えてもらい、その子が泣くたびにそのセリフを
プンジャビ語で話しかけて聞かせました。
その子は、私の付け焼き刃的な、プンジャビのセンテンスで救われていました。
私がそのセリフを言うたびに、ピタッと泣き止んで聞いていましたよ。😅

お子さんが、どれくらい英語が話せるのか、または、話せなくても、理解はできているのか?

それとも、全く英語とは関わらせていないのか?など、伝えておくことは大事です。

英語が話せないのなら、
*おトイレの場所を子供に見せておく
*お弁当・スナック、水分とる場合どこからとるのか
先生に前もってきいて、子供に伝えておく
*ママは、絶対に迎えにくるから、それまで先生に分からなかったら聞いてね?と、
Key Personをはっきりと子供に伝えておく。

伝えておいて!子供が怖がったり、嫌がったりすること

普段子供が怖がっていることや、嫌がっていることははっきりと伝えておくべきです。例えば、音に敏感で家で掃除機や、飛行機の轟音が耐えられず耳を覆うような子は、 事前にはっきりとその旨を伝えておくべきです。

先に挙げた初めての場所のトイレは慣れるまで使えないとか、犬や昆虫に恐怖感があるとか、
女の子としか遊んだことがなくて男の子が近寄ってくると怖がるなどは、全て実際にあった
エピソードです。

初日に楽しく過ごしてもらうためにも、こうした子供の特性や癖があるなら先生に伝えましょう。

書類に書くまでもないけど親として気になっていること

アボリジニ―パズルトカゲ
Miku’s original photo

最後に、入園の登録書類には書かなかったけれど、
実は気になるところがあるんですというようなことは必ず話しておきましょう。

例えば、発達面、言語、身体的に気にかかること、まだ小児科医に見てもらっていないけど、
家庭で特に気を付けて接していることは、預け先の担当の先生に一言っておくべきです。

子供としばらく過ごしたら直ぐに先生は気づくことが多いですし、それを伝えたからと言って
子供に偏見を持って接することはありません。

たまに、発達障害や自閉症だと気が付いていたり、既に小児科医から診断が下されているのに、
‘先生に言われるまでは黙っておこう’ とする親御さんがいます。

それは、全くプラスにはなりませんし、むしろ逆効果です。

子供を取り巻く環境、家庭、幼稚園のスタッフ、コミュニティが同じ目線で子供の成長を見守ることが一番大切だと、
幼児教育のガイドラインでも歌われています。

オープンに話してみると、先生も気を付けて、子供の行動を見てくれるはずです。

まとめ

以上、これだけは覚えておいてほしいポイントを挙げてみましたが、
これ以外でも気になる点、気を付けてほしい点があるならば、預ける際
勇気をだして、先生にお願いしてみましょう。

英語のコミュニケーションに自信がないかもしれませんが、
事前に練習して、これだけは。というものは、頑張ってスタッフに伝えるようにしましょう。

幼児教育者は、子供だけでなくご家族のメンバーとも、信頼関係を築けるよう教育されています。
きっと、理解しようと真剣に聞いてくれるはずです

ママと子供がハグしているイラスト

初めて家庭から一歩踏み出して、集団生活に入る子供が楽しかった、また行きたいと思えるような日になるよう、笑顔いっぱいで送り出してあげてください。

初めて子供を手放す、親自身が心配で泣きそうになっている母親の子供は、たいてい親から離れるときに泣きます。
不安そうになっている親の顔色をみて、’ただ事ではない感!”を察するからでしょう。

「幼稚園は楽しいところだから、後でお話聞かせてね。」ぐらいの気持ちで、
子供を笑顔で送り出してくださいね。


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