【オーストラリア不動産価格高騰】パニック買い横行

FEAR in letters
本記事の内容

FOMOってご存じ?

突然ですが、FOMOってご存じでしょうか?

短く言えば、Fear of missing out;-
anxiety that an exciting or interesting event may currently be happening elsewhere, often aroused by posts seen on social media.

Definitions from Oxford Languages

 

つい昨年、コロナで家にこもっている間につながることになったFacebookの
日本人のグループ内で、このFOMOについて聞くまで、本当の意味をよく知らなかったのですが、実をもって感じています。😱

 

今後、定年退職した後のことを考えてただ預金を銀行でねかせておくよりも、
投資に回すことの大切さを真剣に考え始めた私。

もっと前に初めて置けばよかったと、いまさらながら後悔してもどうすることも
できませんが、地道にリサーチをして、人に教えていただきながら、
物件を内覧しまわって
います。

 

 

ちょっと、無理して予算オーバーせずに買えそうな物件は、
誰にとっても同じく魅力的に見えるのは変わらないようで、
たまに物件内覧に行くと、部屋に入る前に行列待ちになっていることがあります。

 

「そこまで価値があるかな~。このお値段で?」

と、私は思いますが、とにかく今は

銀行の利息が3%、初めて家を購入する人のローン利息はもっと安い分、誰もが 気軽にローンを組める。=安く借金ができる。
2月だけで、不動産のマーケットは過去17年間で最高の伸び、2.1%の増加を 記録していて、今後3年間もこのまま値段は上昇し続けるという予想が出ている
今まで定期金利など、銀行に預けていればそこそこ入った利息が、今の低金利で預金の意味がなくなり、何らかの投資を始めようとする人が増えた。

物件内覧に行くと、もう”早い者勝ち勝負”みたいな勢いで、
不動産のエージェントへ矢継ぎ早に、購入への手順を質問しまくる若いカップルや、
少しシニアの父親同伴の(自分で判断する大きなお買い物は怖いからね)シングル女性を、
見かけます。

 

物件購入は本来、人生で一番高いお買い物だったはずなのに、
まるで”飛ぶように売れていく” 2021年のマーケット。
売り手と買い手を仲介する、不動産エージェントのほくほく顔は隠しきれず、
あからさまに喜んでいます。

 

問題のある物件でも売れていく

一か月ほど前になりますが、”これはいい!”という物件にめぐり合いました。

場所が、駅にほど近く、便利なうえ、コートヤードが綺麗にリノベーションされていて、
天候に関係なくその中庭でいろいろ作業をしたりくつろいだりできそうな魅力ある
スペースになっていたのです。

 

一方、台所とバスルームは、リノベーション手つかずだったので、
いずれそれらの修理やら改造が必要だと計算すると、
ちょっとした大きな出費になることは
想像できましたが、それを考慮にいれても、
そのまま手放すのには惜しい物件でした。

購入を本気で考えていたので、次のステップとして、
エージェントへ”Building Inspection=建物検査”を入れたいから、
鍵などの手配をお願いしました。

 

一件$500近い出費をかけてBuilding Inspectionを入れて分かったことは…

大きな問題は今の段階では見あがらないけど、Body Cooperate共同で管理している部分の下水道が細すぎて、水はけが悪く、それがガレージの壁の
ひび割れにつながっている。

という問題があることがわかりました。

 

共同で管理している部分の修理や、補修は、自分の力ではどうにもならない、
他の住民の同意がなければ手を付けることはできない問題になるということや、
諸々の情報から、その工事を簡単に進めることはでき無そうであることがわかり、
勇気をもって、その物件購入を見送りました。

 

Building Inspectionに払った、$500の出費。
投資への経費ということで、水に流れていきましたが😢、

「高いお買い物をする前に、$500で済んでよかったと考えましょう」
と友人に言われました。

 

 

結論から言うと、その訳あり物件でしたが、
人を魅力する部分が多かったので3人ほどの物件希望者内で値段交渉になり、
最終的には広告で出ていた値段よりも

1500万円以上の値をつけて  

売却することができたと後で知りました。😫

いくら、不動産物件が高騰しているとはいえ、高すぎる~。というか、
現実的な相場をはるかに超える、売却値。
FOMOが働いている典型的な例なのではないかと、
買うことを辞退した今、客観的に見つめることができました。

 

ちなみに…

「私のほかに誰かBuilding Inspectionをして、建物の不備に気が付いた人はいたの?」

 

とエージェントに聞くと、

誰も、お金を出して建物検査をした人はいなかったらしい…

高額なお買い物なのに、なんと無茶な行動。

 

自分らしくということを忘れず

 

「早く手を打たないと、誰かにこの良い条件を取られてしまう。」
「もう予算を上げれば、ずっといい物件に出会えるかもしれない。銀行と交渉してローンの金額を増やしてもらおう。」

 

 

この心理状況に陥りそうになる気持ちは、私自身も、よく理解できます。
メディアでも、不動産価格について連日報道しているし、不動産エージェントにも、
「あと、2人購入希望者が待っている」と言われれば、こちらとしても焦ります。💦

 

でも、今、アメリカをはじめオーストラリア政府も大量に、新札を増刷していて、コロナで特別に支給されていた”Job Keeper”という補助も3月末で断ち切られこれからいよいよ、経済状況は予測通りにはいかない不透明な時代に入っていくような気がするのです。

 

だからこそ、

FOMOに乗らず、無理な借金をして、銀行のローンが上がってしまったとたん、返済に首が回らなくなるような、危ない橋はわたりたくないな~。

銀行も、ローンブローカーも、私に

”もっと、借りられるよ。
高い物件を購入しても、大丈夫だよ。😈”と悪のささやきをかけてきます。

貸せば貸すだけ彼らのメリットになるので、甘い蜜をひけらかして誘ってきますが、
自分が月にどれだけ返済する能力があるのか、投資だといってももしもその貸す予定の部屋が、空き部屋になったとしても、困らないバックアップの資金と計画は立てているのかなどなど、
考えるのは、あくまでも私です。

FOMOの中に、どっぷり浸かっていると、つい正常な判断力を失ってしまいがちになりますが、ここは、一日のうちに5分でも、静かに心を鎮めて、脳、心、体と向き合う機会を作って乗り切ります。

 

今日の合言葉
FOMOは私たちの生活の中、どこにでも潜んでいるよ。
流されず自分らしく生きよう!

 

 

 

 

 

FEAR in letters

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