オーストラリアあるある問題~多国籍国家ならではの悩み

Victoria market

約30年前にオーストラリアに来てから、様々な仕事についてきました。

日本語ツアーガイドに始まり旅行業界、日本語教師、日系企業社長秘書、日本語補習校、
日本語査定/教育マニュアル制作、そして現職の幼稚園教諭。

大まかに書いただけですが、様々な人種の同僚らと巡り会う中で、
経験をとおして学び、失敗をくぐり抜けて、きました。

オーストラリアで働いてきて、つくづく感じさせられることは 

“己の常識が、他の人の常識であると思ってはいけない”ということです。 

本記事の内容

人間関係の問題はあって当たり前と思った方がいい

電話の取り方から、掃除の仕方、休憩・お休みに対する意識、仕事への取り組み方、
カスタマーへの対応など、全くバックグラウンドが違う分、個々人で、全く、取り方が違います。

人間の基盤を作る家庭でのしつけ、そして、学校教育も、日本のそれとは、
全く違うので、違って当たり前なんですが、
たまーに、同じような感覚を持つオーストラリア人と働くと「あら、珍しい、日本人的感覚を持ってるオージーがいるんだな」と
びっくりすることもあります。

人それぞれなので、決して出身のお国で人を判断しようとは思いませんが、国柄を知ることでその人を理解しやすくなることもあります。

たくさんの職場を経て、面白い体験を修行として積んできた私ですが、
未だに悩まされるのが、職場の人間関係です。 

まあ、バックグラウンドが違う人が多い国にいる以上
人間関係の問題は消えることはないと思いますが、
そろそろ30年目を迎えるこのごろになっても、
「まさに目が点」というエピソードに今でも、遭遇します。😲


特に、今の現職、幼児教育学界は9割が女性という職場なので、 
女性特有の噂ばなしや、いざこざが付きません。


ここ近年遭遇した驚くべきエピソードとしては、

puppet with surprised expression
  • 「ここのテーブル拭いて」と助手にお願いしたら「もう拭き終わってます。」といわれた。ついでに「私は今週3回もテーブル拭いているのに、もう1人の助手は1回も拭いていないから不公平と愚痴られた。
    
  • 遅刻してきたスタッフに「あれ?今日は何時から出勤」と嫌味でなく、本当にわからずに聞いたら、
    部屋から消えて、トイレに駆け込まれて泣かれた。

    
  • ”母の日に、子供が書いた絵を色画用紙に貼る”という作業を助手の一人に頼んだら、
    全て直線からはみ出して切った上に、斜めにずれて画用紙に貼られた。

    「ええーこんな簡単な作業なのに😫」と、驚きを隠せないまま、でも平静を保って、
    「子供が貼ったならまだしも、大人が貼ってこの出来上がりじゃ…」と伝えると、
    「私はまっすぐに はさみで切れないのよ。なのに、そんな私に頼んだあなたが悪い。
    第一、親は子供からどんなものをもらってもうれしいはずだから、(曲がった仕上がりであろうと)問題ないはず。」と、開き直りの回答。

濡れ衣をかけられる前にプロとして行動すべし

現職の幼稚園は、1クラス園児30人の定員で、
幼稚園教諭1名(私)、Diploma資格を持つ助手1名とCertificateIIIの資格を持つ助手1名の計3名で、クラスを運営します。

女三人で姦しい(かしましい)という言葉がありますが、三人ってアンバランスでいざこざが起きやすい数でもあります。

去年は、職員間であまりにもくだらない、些細ないざこざが年柄年中あり、
本当に、「同じレベルで関わりあいたくないな、あくまでもプロフェッショナルな姿勢で対処していこう」という姿勢で、
言わなければいけないことはビシッと言うなどで、乗り切ってきました。

すると、向こうは、バシッと言われたことがなかったらしく(すぐ泣く技をつかう面倒くさい人なので)
直属の上司である私が、
まるでパワハラをしているような
身に覚えのない罪をかけられそうになりました。😨

自分の幼稚な態度を棚に上げ、自分の権利と主張を振りかざすとんでもない助手でしたが、
私の方には彼女がきちんと仕事をしていない、園の運営約款に従っていない事実を裏付ける証拠や記録があったので、
疑惑はきれいに晴れました。

私の今までの裏表のないプロの対応が管理職チームに認められたおかげで、解決になりましたが、
問題直面中は、幼稚な助手に被害者面されて、こちらとしても、辛い時期になりました。

ちなみに、問題をさんざん起こして、大泣きする遅刻常習犯は、
自己主張に敗れて、今年からは、違う園に移動。 

今年編成された新しいチームの助手らは…


プロ意識が高く、しっかり働きます。が、自己主張が激しいです。
運営者側へも自分の意見はしっかりと直談判する用意があるし、
「私の保育方針はOOですので、それはやりません。」なんて言ってくるようなパーソナリティで。

そういうチームで働くのも、それもそれで疲れます。😅

Employee Assistance Program (EAP)というプロのカウンセリングを受ける

今まで、大抵の問題は乗り切ってこれた運と、器量がありましたが、去年、濡れ衣の加害者にされかけた時、初めてEmployee Assistance Program (EAP) のカウンセリングを受けました。

EAPのサービスは、雇用主が、職員の心と体、そして精神衛生面をサポートするために設置しなければならないサービスで、 大抵の職場では必ずあるサービスです。

私のことを知らない第三者に、職場のことを話したからと言って、どんな解決になるというのだろう?   このEAPサービスのカウンセリングを受ける前は、かなり疑い気味でしたが、一応50分間のカウンセリング中、無駄な時間を使わなくてすむように、ノートに話をまとめておいて、カウンセラーにザーッとまとめて
説明しました。

結論から言うと、カウンセラーもプロなので、

⋆ 私が知らなかったような法的アドバイスをくれたり
⋆ へこみ気味の私の気持ちを持ち上げてくれたり、
⋆ 自己主張ばかりの幼稚な助手には、今後関わりを最低限にする。
  濡れ衣を着せられないような技を伝授してくれたりする。などなど
かなりためになる、役立つアドバイスをもらいました。

使えるサービスはどんどん使っていこう

この記事を読んでいるあなたが、もし、職場のことで悩んでいるなら、まず、安心してほしいです。


悩んでいるのは
あなただけではありません。
 


そして、EAPなど、必ず職場に設定されているシステムを
利用して、今の状況が少しでも良くなるよう、策をこうじてみて下さい。

異国の地で戸惑いながら頑張っているあなた。

周りに必ず、話を聞いてくれる人がいると思うので、
維持を張らずに、心の内を見せて誰かに話してみると、
少し心が軽くなります。

気持ちが落ち込んで、心がブルーな時…

⋆散歩する、エクササイズする
⋆自然と結びつくようなアクティビティをする
⋆家族や友人に話を聞いてもらう
⋆美味しいものを食べたり、映画を見たり、気分転換を図る。
⋆心の中にもやもやしていること紙に書き出す。アウトプットすることで心を軽くする。

といった対処法で乗り切るのも、もちろんストレス解消にはいいでしょう。

でも、ここは海外、異国の地。
国民の4人に1人が外国から来ている、移民国家のオーストラリアで、
全く違う価値観の人とぶつかることも
ほぼ単一民族が住む日本にいる時以上に多くなって当たり前と、構えましょう。

今回書いた記事のように、人生経験そこそこある私のようなおばちゃんでも、
いまだに、人間関係に振り回されて悩むことがあるわけです。

そして、この先もまだまだ越えていかなければいけない、ハードルもあるでしょう。

Miku

落ち込んでも、へこんでも、

”あなた一人だけが経験していることじゃないから
絶望しないで。


ブルーな気持ちから早く、心を軽くしてね。”
という応援メッセージをあなたに送りたいです。

オーストラリアの移民社会の中で、
心と身体のバランスを保ちつつ、
自分らしく生きていくこと。

簡単でない時もありますが、
あなた一人でないということを忘れないで、自然体でいきましょう。


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