困った時はプロに相談~働く私たちの味方になってくれる組合

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miku
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オーストラリアで働く中で、Unionに入っていることって大事だなと思うことがあります。
別に入らなくてもいいんじゃない~?と思いがちですが、
メンバーにはいろいろなメリットもあります。

 

本記事の内容

Union(組合)を知っていますか?

まずは皆さん、Unionに入っていますか? Unionの役割をご存じですか?

 

組合・連合などと訳されて、日本の普通の職場ではあまり聞いたことはなかったかもしれません。でも、オーストラリアではUnionの役割、そしてその組織的な力は大きいと思います。
各業界に必ずUnionは設置されていて、パートタイムでもカジュアルでも、入りたい人は誰でも入れることになっています。

オーストラリアの職場を統治する主要な法律が、厚生労働法です。
会社は雇用に関するすべての基準と規制に従い運営されているので(されているべきはずなので)、雇用主と問題になるようなことがないならば、Unionにはいらなくてもいいのではないかと思っていました。

特に、ブラック企業でない限りは、必要ないかと考えていました。が、教育業界でも、いろいろな問題はあるもので、今の職場に入ったとき、同僚に勧められて “Australian Education Union (AEU)”に入りました。

入った後も、組合費を給料から働いた時間に比例して(Pro-rata)月々引き落とされるだけで、 あまりこれといって真剣には関わってきませんでした。最近までは。😅

 

Unionの役割

 

Unionの役割はいろいろありますが、

  • 業界全体に関するキャンペーン
  • 給料と待遇・勤務形態一般に関する交渉
  • 問題があった時の相談、交渉、サポート
  • 組合員の研修

 

などが一般的なものです。

特に、Unionの代表者達が私たちメンバーを代表して、雇用主と問題交渉してくれたり、より働きやすい地位向上につながるように、働いてくれているのは有難いことです。

給料と待遇の交渉についても、交渉前に必ず私たちメンバーを集めて、実際に直面している問題や、交渉に加えてほしい休憩時間についてや、ホリデーの期間についてまで詳しく説明してくれます。

問題解決を促す矢印の表示

月刊雑誌から最新情報をいち早くキャッチできる


毎月、AEUから教師に 月刊誌が送られてきていろいろなケースの助言、具体例などを報告してくれます。

幼児教育界は、近年、保育士全体の資格レベルを上げることになったり、虐待を疑ったらしかるべき機関に通報することが法律化されたり、4歳児の幼稚園プログラムが週に15時間州政府から補助が出ることが決まったり、それに続き、3歳児の幼稚園プログラムも補助が出ることになったり等、著しい改革が進んでいます。

教師になり、ビクトリア州の教師登録を済ませているからと言ってそれで安泰ではないのです。

カリキュラム、生徒指導への問題、父兄からでるクレーム、同僚同士の人間関係、
減ることはなく、重くなっていくばかりの職務の内容。

どんどん研修にでて、学んでいかないと置いてきぼりの危うい立場になってしまうのです。
ですから、こういった月刊誌による報告は、現役の教師にとってとても役立ちます。

 

さすがプロ!のアドバイスを職務カウンセラーからうける

別の投稿でも書きましたが、今さらと思っていましたが去年、今年と、Unionにお世話になることがありました。

Unionに持ち込まれる問題は、父兄から、関わっている子供からの苦情、上司からのセクハラ、パワハラ、不正な待遇処理、そして職場の人間関係についてなど様々ものがあるようです。 

私が、Unionに問い合わせるなったきっかけになった問題は、
一緒に働く助手からの一方的な被害妄想が要因でした

 

女性がデスクでメモを取っている

助手から出た、身に覚えのない、一方的な不満、訴え。

どういう方法で、問題解決に当たればいいのか、法的な点からみて、どんな処置がとれるのか、どのような準備をして問題解決まで、誰を巻き込んで交渉していけばいいのかなどなど、相談に乗ってもらえました。

問い合わせる直前まで「こんなことUnionにいちいち聞くことじゃないのかもしれない」などと思って
いましたが、聞けば職場の人間関係に関する相談は数知れずあるらしく、電話の向こう側の対応も
手慣れたものでした。

法的な知識も豊富で、私の権利、雇用主が守るべきプロセス、これらの問題によって引き起こされるストレスを減らす術、使える機関などなど、知らなかった情報がたくさんもらえたことはいい教訓となりました。

 

 

まとめ

ただ雇用に関する自分の権利、規律などを知りたいのなら先に挙げたFair Workなどに問い合わせてアドバイスをもらうこともできると思います。
でも、今回私のようなケースだった場合、自分の業界、この職種ならではの問題解決/アドバイスをもらうにはやはりUnionに力になってもらえて、良かったと思います。 

組合費は、それぞれの給与から割合で引かれるので年間300-700ドルぐらいの出費になり、その 金額が惜しいからと入らない同僚もいます。が、組合費は年に一度のタックスで、クレームの対象にもなります。


これからオーストラリアで働いていこう、自分の権利、職場の待遇を見直してもらいたいという人は、安心料として入っておいて損はないと思います。

でも、本当にいいのは、ブラックでない職場で、大きな問題に直面することなく、喜びをもって働けるような環境を見つけられることだと思います。

もし、職場の雰囲気がわるい、行きたくないと思うような仕事についているのなら、思い切って身の振り方を考えた方がいいかもしれません。

Unionにしても、周りの人にしても、皆アドバイスはくれますが、最終的に身の振り方を決断するのは自分です。

 

 

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