メルボルン4度目のロックダウン ‐ 今日できることは先延ばしにしない

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本記事の内容

メルボルン再度ロックダウンに

去年、一番厳しいといわれるLevel 4のロックダウンを経験したメルボルン。

その後、好きなところへ、好きな時に、行かれるという自由をかみしめてから
まだ、そんなに時は立っていないのに…

 

英国から出たといわれるコロナウイルスの変異体が、空港側のホリデーインに
滞在中の自粛中の滞在者から出て、ホテル従業員や、空港内のカフェ店員などに
ひろまってしまいました。

政府は、事態が手遅れになる前に、今回は、メルボルン都市部のみならず、
ビクトリア州全域にわたり、5日間の緊急ロックダウンを、先週金曜日に発表
しました。

 

*子供たちの新年度も始まったばかりなのに~

*中国系の人たちが楽しみにしていた旧正月の祝いが行われるはずだった週末なのに。

*Valentine’s Dayで、レストランやお花屋さんが、去年受けた経済的な打撃を取り戻せるチャンスの週末だったのに。 などなど、

 

 

言い出せばきりがありません。

ロックダウンに、私たち全員が ”丁度よかったわ。好都合” と感じられるときはないのです。

 

でも、感染率が普通のコロナウイルスの70倍とも言われている、デルタ変異体が見つかってしまい、そのウイルスがじわじわと地元の人にも広がりつつある今、
州政府の緊急発表にも納得が行きます。

 

命より大事なものは、無いですから。

 

できる時にやっておこうが合言葉

 

去年、厳しい自粛令がでてから、私や家族、周りの友人らは、ある意味、
教訓を得て、

 

今日できることは、
できる時にやっておこう!

というスタンツで動いているように思います。

 

 

先週も、
「いつ、一緒に家族が集まって食事ができるか分からないから、ディナーに揃うことにしたから、是非きてね。」と、友人が最後の最後に決めたという
ディナーパーティーにお呼ばれしたし、

「たわわに実った、大きな桃がちょうど、収穫時だから取りにおいで~」
言われ、元夫Sの田舎へ車を走らせて出かけて行ったのも、先週です。

peaches

甘~い実がたわわに実った桃の木。大きな桃が収穫できました。

 

新学期だし、オンライントレーニングもたまっているし、不動産物件の内覧も週末にまとめてしているから忙しんだよね~。

という理由をつけるのは簡単ですが、そこをぐっとこらえて、
今できることはやっておこう。

自粛を体験した今、そういう気持ちで動くことができます。

だって、家族が集まれるときに集まっておこうという友人の気持ちもわかりますし、
甘くて、ジューシーな果汁たっぷりの桃を、
一番美味しい時に、
収穫して分けてあげたいという元夫の気持ちも、
感謝しつつ、くんであげたいですから。

 

実習生からの嬉しいニュース

そんな中、去年、コロナ禍で教育実習を切り上げて、
幼稚園児との体験が半分になりつつも、頑張って大学院の修士号を取り、
晴れて卒業した実習生ジュリアちゃんが、

 

就職先が決まって、アリススプリングスへ行くことになりました‼
行く前に、是非、会ってください。

と知らせてきました。

ジュリアちゃんは、永住権ではなく、ビザは修士号を取って2年間働いた後、
永住権の申請する資格を得られるブリッジビザなため、優秀でありながらも、
なかなか就職先が見つからない状況に陥っていました。

その昔、ビザで同じような体験を何度もしている私は、職を得る前に必ず行われる、身元照会人を頼まれていたので、何度か、彼女の身元について、上司になるであろうという方々と、電話やメールでやり取りしていました。

だから、永住権が無い中で、それでも得ることができた仕事が決まってくれて、本当に嬉しく思いました。

 

ちょっと、スケジュール的に先週は厳しいかも…と思っていましたが、

忙しい合間に、ひょこっと空いた時間をやりくりし、ジュリアちゃんとランチに行くことが、
前日に決まり、二人で会うことができたのです。

 

彼女と会っている時に、友人から知らされた、
州政府のロックダウンの発表。

 

彼女と会う日を、伸ばし伸ばしにしていたら、ロックダウンで会える日も延期され、
ジュリアちゃんに会えないまま、
”地球のへそと呼ばれる、アリススプリングス”へ、
彼女は旅立っていったかもしれません。

そう考えたら、本当に、今を大事にして、人を大切に思ってよかったと
感じさせられました。

ジュリアちゃんには、今後もMentor(指導者)としての相談者になってほしいと頼まれました。

中国系アジア人であるジュリアちゃんが、オーストラリア人の同僚、
しかも年齢が彼女よりも年上であるチーム内で、リーダーとしてやっていくには、
たくさんの困難があることでしょう。

でも、応援したい、子供たちのために働きたいという夢を現実化している
次世の若者は、どんどんサポートしてあげたいと思う私です。

 

 

 

 

 

 

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