知らなかったでは遅いー不動産購入前に知識を深める

今日、目にしたニュースで、オーストラリアのノーザンテリトリー州で、
”あと一歩で政府が取り崩しする物件を購入するところだった人の話”が出ていました。

本記事の内容

不良物件が売りにだされていることもある

この記事を要約すると、自分で購入しようと思った物件の契約をする寸前に、
その物件近所をドライブして回ってみたところ、
自分の購入しようとする物件と同じような建物を発見。

その中に、取り壊しのフェンスが張り巡らされている建物に気が付いて、調べていくと…

何と、サイクロンなどの天災時には家が崩れ落ちてしまうような危険があるために、
政府の”撤去命令”が出ている建物だった。

誰も何も言ってくれなかったけど、
そのまま自分で気が付かずにいたら、
あと一歩のところで、
自分の全財産をつぎ込んで、
夢のマイホームとして(危険と査定されている物件を)
購入してしまうところだった‼
というような内容でした。

この39歳の男性は、運よく、その訳あり物件を購入せずに済んだようですが、
州外から、投資用物件として、実際に建物や、その周辺地域を見て回らずに手を打ってしまった人たちは、
大きな頭痛を抱える投資になったという話です。

売り手は自分が不利になる情報をわざわざつたえない

記事からは、オーストラリア政府は”物件の撤去については、隠していたわけでなくて、
公にしていた”そうですが、
購入しようとしていた人は、その事実について、
書類上ではどこにも明記されていなくて、
危うく何も知らずに、長期にわたるローンを組んで、
購入してしまうところだったということです。

知らなかったでは、後悔しきれない買い物になりますよね。

一生懸命働いて貯めてきたお金を活用するどころか、
使い方によっては、頭痛の種になってしまうこともあるんですね。

今まで、ほとんど不動産購入は、大きなプロジェクトになるし、
大金も動かさないといけない、
法的にも面倒という理由で
情報収集や、勉強をしてこなかった私ですが、
アラフィフを迎えたあたりから、
不労収入について考えるようになり、
実際に物件を見てみたり、リサーチして学んできました。

でも上記のような物件が、
実際に出回っているなんて。

オーストラリア‼ こういった、危ない物件がありすぎるんじゃない?と、

一人で、何だか納得いかない気分です。

Miku

売り手の立場重視の不動産業者は、
買い手に聞かれた情報に対しては真実を伝える義務があるようですが、
わざわざ聞かれもしないのに、売り手が不利になるような情報を
ぺらぺらと漏らす必要はないのです。

上記の記事以外にも
自分の体験から、様々なケースや、問題物件を見ました。

興味のある方は是非、読んでみてください。


この記事をたまたま目にしたあなたが、
もしも、海外で不動産の購入を考えている場合。

  • しっかりと物件についてリサーチ
  • 建物についてはもちろん、政府公認のライセンスを持ったBuilding Inspectorに頼むリスト
  • 売り手側の立場優先の不動産業者の話をうのみにせず、別の業者、スペシャリストにも
    リサーチをかける
  • 大手銀行などの物件価値を調べられるウェブサイトから、地域についての知識も深める

これらは全て常識といえばそうですし、
家を買おうとするときに、色々と調べ尽くすのは時間も手間もかかりますが、
人生の中で一番高価な出費をする前に、
自分の身は自分で守れ!と、私は強調したいです。

自分の経験を振り返っても、
実際に、オーストラリアで、自分の得意とする分野でもない不動産界隈に足を踏み入れて
法的な堅苦しい英語の契約書を読んだり、リサーチしたりし足場を固めながら、
新たな自分の城を手に入れることは、
アラフィフのおばちゃんにとっては、とてもハードルが高いプロセスでした。

もちろん、周りにいる家族、友人、そして家探しを通じて、
新たに知り合った不動産業界のエキスパートの方々に
手助けをしていただいてここまで来ることができました。

親身になって、アドバイスを下さった方々には、
感謝の気持ちしかありません。

だからこそ、
この記事を読んでくださっているあなたには、
失敗した~と、嘆く前に
自分の身を守る術を身に着けてほしいと願い記事にしました。

ちょっと、お節介おばちゃんになってしまいましたが。

これを読んでくださっているあなたが、大切に貯めてきたお金を、
スムーズに不動産に替えたり、運用したりできますように。 


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